
レシンソン君!
FXには「買い注文」と「売り注文」の二種類があるんだけど、投資に慣れていない人にとっては
「売り」とはなんぞや?「買ってないのに売りから?」と思うよね?

そのとおりだよ!

じゃあまずレシンソン君の知りたがっている「売り」から説明していくね!
FXの「売り」とは?

FXの「売り」というのは、対象となる為替通貨ペアの下落時に利益を上げる取引手法で、ショートポジションともいわれているよ!
その対象となる為替通貨ペアを『買い戻す約束』をした上で先に売ることを指すんだ!
別名「空売り」とも呼ばれるよ!
例えば、USD/JPYが1ドル140円のときに売って、135円のときに決済すると5円の利益、145円のときに決済すると5円の損失になるんだ!

・・・???・・・????・・・????

まあ文脈だけ読めば理解できそうなんだけど実際頭の中で整理しようとするとそうなるよね~~
更にわかりやすく説明するよ~~


買い戻す契約をしたうえで、一旦現時点での通貨ペアを「売って」価格が下がったとところで「買い戻して」利益を得るってことか・・・

「買い戻す」という契約がなされる取引だからこそ成立するシステムなんだよね。
株式投資の空売りみたいなもんだけど、まあ本当に難しく考える必要はなく
「通貨ペアが下がったら利益」「通貨ペアが上がったら損失」となる注文だと覚えておけば問題ないよ!
じゃあ次は「買い」について説明するね!
FXの「買い」とは?

FXの「買い」というのは、レートが上がることを予測して、対象の外貨を買うことを指すんだよ!
ロングポジションともいわれているよ!

これはなんとなくわかる
米ドル/円が1ドル140円のときに買って、145円のときに決済すると5円の利益になる。
逆に135円の時に決済すると5円の損失になる。だろ

そうだね!やっぱ「買い」だとイメージ湧きやすいのかな?
じゃあ今度は「買い」「売り」両方のポジションを同時に保有する「両建て」について説明するね!

な、何ィィィィィィ~~~~ッッッッッバッカモーーーーン!

それは両津ね、アホなことやってないで次行くよ!
両建てとは?

両建というのは、同じ通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に保有することをいうんだ!

どうでもいいけどさ、なんで「建てる」って使うんだ?

相場取引などの注文は「建てる」って言葉で表現するんだ。それが語源だよ!
同じ通貨のポジションを保有するからどちらかにレートが動いた場合、一方のポジションは含み益、もう一方のポジションは含み損となるんだ。

・・・・?なんか意味あんのそれ?うーんちょっと待て・・・・
つまり・・・・・こういうことになるんじゃねえの?


うーーん単純に考えるとそうなるよね・・でも必ず決済を同時にするきまりははないから
別々に決済時期をズらすことで、利益を得ることもできるんだよ!
あとはレシンソン君が図で説明したとおり「含み損」の時も「含み益」が活きてるから「含み損」を抑えることが出来る。長期戦向きの取引方法といえばいいかな?
あとは勿論売りと買いを同時に持つから、その分の必要証拠金が増えてしまう。
他にも色々メリットやデメリットがあるんだけど、まだ初心者の江布江クンには早いかな!
のちのち江布江クンが両建てするときになったら説明するかもね。

うんめんどくさそうだし最初からこんなことやらないわ

そうだね!最初は「買い」か「売り」かどちらに絞って始めた方がいいかな!
為替差益だけで利益を出そうとするならどちらでもいいけど
金利差のある外貨を買ってスワップポイントを狙うのもありだし「買い」から始めてみるののもいいかもね!

そうだなあ・・総合的に考えて「買い」が直感的にイメージ出来るしそれもありだなあ・・

始めた後でもいくらでも変更する余地はあるし、最初は自分にとってとっかかりやすい取引がいいかもね!
じゃあ説明はこんなもんにして「FXの注文方法」に戻ろう!