
やっとここまで来たか。でも最初の方で言ったけど「売り」から始めるとかまだ理解が追い付いてないからな?エフ・X!

おけまる水産。
じゃあ一つずつ説明していくね!

「おけまる水産」なんてもう誰も使ってねえんだよ・・・

FXの業者のサイトには注文入力フォームがあるんだけど、業者によって様々なんだ。
でも「買いか」「売りか」「売買したい通貨ペア」「売買の注文方法」「注文数量」
ここら辺は共通しているから、それらを入力して送信するんだ。
で、「売買の注文方法」だけどこれにはいくつか種類があってね・・っとその前に
「新規注文」と「決済注文」について説明するね
FXの新規注文

まずなんだけどFX取引は「買う」「売る」どちらからでも始めることができるんだ!

簡単に言うけどもよ、そこがわかんねえんだって

そうだね・・始めるといっても「売る」から始まる取引って何?って違和感感じるよね!
じゃあまずその「買い」や「売り」とはなんなのか・・下の記事で説明してるから
確認してきてね!

FU~~戻ってきたぜ。あらかた理解したわ。説明続けてくれ

FXは「取引を始める=新規注文」となるから
「新規の買い注文」「新規の売り注文」をしてポジションを建てるんだ!
この時のポジションを「建玉」ともいうよ!


どちらに動くか予想してどっちの新規注文を建てるのか・・ってことか
てか図解にまでしゃしゃりでてくんな!

そういうこと!これが基本だね!
じゃあ次は取引を終える「決済注文」について説明するね!
FXの決済注文

取引を始めるのが「新規注文」なら、取引を終えることを「決済注文」というんだ。
「新規の買い注文」を終えるには「決済の売り注文」、「新規の売り注文」を終えるには「決済の買い注文」となって、つまり新規注文の反対売買が「決済注文」となるんだよ!

売り注文の方は「FXの「買い」「売り」って?」でも触れたな


利益を出すためにも売るタイミングを見極めることが重要だよ!
じゃあ取引の始まりから取引の終わりを理解したところで
今度はその注文方法に触れていこうか!
FXの成行(なりゆき)注文

クイックトレードともいわれてて、価格を決めずに発注した時点で取引されている為替レートで売買する注文方法のことだよ!
必ず約定するから「現在の価格ですぐに売買したい」ってときに有効で初心者にも向いている注文方法なんだ!
ただ、タイミング次第でスリッページ(成行注文で、約定の瞬間に為替レートが変動し決済されること)が発生して予想外の高値or安値で約定してしまうことが有るから注意が必要だよ!
米ドル/円だとして下記のような図になります。


すまん、「約定」ってなんだ?

ああ、「約定(やくじょう)」ってのは簡単にいうと
「FXの取引(売買)が成立すること」だね!
FXでは「注文を約定する」って使われるからしっかり覚えておこうね!

なるほどな、で、この注文はつまり「あっ今表示されてるレートで売りたい!ポチっ!」みたいな感覚で注文できるってわけか。
だけどそのポチった瞬間にレートが変動して自分の予想していない価格で約定してしまうリスクもあるってわけだな?

そういうことだね!でもやり方としてはシンプルだから初心者向きだよ!じゃあ次行くね!
FXの指値(さしね)注文

指値注文はというのは、予め売買価格を設定しておいて為替レートがその価格になった時に約定する注文方法だよ!
「テイクプロフィット注文」や「利食い注文」とも呼ばれているよ!


でも、為替レートが1Pipsでも指定した価格に届かなかった場合、約定が行われないから確実に売買させるのには不向きかな~

お前のせいで図解が暑苦しいよ。

「〇〇円以下になったら買う」「〇〇円以上になったら売る」みたいに
自分がどのくらいの価格で売買したいか、価格をあらかじめ設定しておいて、レートがその設定した価格になったら約定する注文方法だよ!
予約取引みたいなものだからチャートとにらめっこする必要も特にないし初心者向きといえるね!

FU~~戻ってきたぜ。あらかた理解したわ。説明続けてくれ
FXの逆指値注文

逆指値注文というのは、文字通り指値注文の逆で
「現在の為替レートより下がったら売る」または「現在の為替レートより上がったら買う」という注文方法だよ!
「ストップロス注文」や「損切注文」とも呼ばれているよ!

は・・・・?・・・?価値が下がったら売る?価値が上がったら買う?
FU~~~・・・DO・YU・KO・TO??

じゃあ図解を混じえて説明するYO!


お前のせいで図が暑苦しく感じるわ!
んん・・つまり現在値より不利な価格で買うけど・・上昇の見込みがあるからその上昇のトリガー付近であらかじめ買い予約をしておくってことか?

そういうこと!
トレンドってのは「相場の方向性」って意味なんだけどこの図は上昇トレンドを指しているんだよ。
逆指値注文した時よりさらに上昇したところで売れば利益になるんだよ!
で・・これは損失を防ぐ役割も担っててね・・例えば米ドル/円で140円で買ったポジションを持ってたとして・・


えっと・・下降トレンドで更なる下落が見込まれるため、損切りとして135円のところで逆指値注文をすることによって5円の損失で抑えることができました・・・ってか?
だからストップロスっていうのか

そういうこと!まあ初心者にとっては難しいんだけど、活用すればトレンドに乗ることが出来て利益が期待できるし、損失拡大を止めることもできるからね!
FXのOCO注文

お塩?

「One Cancels the Other」の略称だよ!

発音良くて気持ち悪いな!


OCO注文というのは、『どちらか一方の注文が約定したら、もう一方はキャンセル』という意味の自動注文方法だよ!
一度に2つの注文を出して、どちらかが成立したら、もうひとつの注文は取り消しってことになるんだ。
OCO注文を設定するときは、『売り』と『買い』または『指値注文』と『逆指値注文』の指定を混同しやすいから注意してね!

どういうことだってばよ?あとセリフもないのに図解に紛れてくんな

うーん、例えば・・
140円で新規注文したポジションを145円に上昇するか、135円に下落したら保有中の通貨を売る(二つの決済注文)
140円のレートで変動している場合に145円に上昇したら買う、135円に下落したら売る(二つの新規注文)
これがOCO注文だよ!

さっきの図解は②のパターンだよな。じゃあ①は・・


えっと・・
新規注文で保有していたポジション、買いポジション持って上昇したらもちろん利益になるし、下落の場合はそれ以上の損失を防ぐことが出来るってわけだ。

おっわかってきたね!そういうこと!ポジション持ちでのOCO注文は利益を狙うと同時に損失拡大を防ぐことが出来る有効的な注文方法なんだ!
主に決済注文の時に使われるよ!
FXのIFD(イフダン)注文

IFD注文というのは、新規注文と決済注文を同時に発注する注文方法のことだよ!
「If done(イフダン)」の略称ね、イフダァン↑
決済までに時間がかかったり、為替レートが逆に動くと損失が大きくなる危険性があるから、
相場の変動がある程度は予測出来る短期売買に向いている注文方法だよ!
現在値が140円で139円になったら買う、141円になったら売る(IFD指値注文)、
現在値が141円で140円になったら買う、139円になったら売る(IFD逆指値注文)、
この二つを合わせて利益を確定させるための注文や損切りの為の注文をセットで注文することが可能できる注文方法だよ!


うーん・・自分の予想した通りに動けば・・まあ便利ちゃあ便利だな。チャート見る必要ないし。


最初から使いこなせる自信ないわこんなん

チャートを見て、値動きがある程度予想出来る人に向いてるね。
まあ初っ端からこんなのやってる初心者の人いないから少しずつ慣れていけばいいよ!
じゃあ次はIFO注文について説明していくよ

まだあんのかよ!!
FXのIFO注文

IFO注文というのは、IFD注文とOCO注文を合わせた自動注文方法で、
新規注文が約定したら次の2つの決済注文が有効になり、どちらかの決済注文が約定したら、もう一方はキャンセルする注文方法のことだよ!

違う国の言語か?早口言葉か?

要は「新規注文」と同時に「指値注文」「逆指値注文」ができる注文方法だよ。
一連の取引を全部自動でやってくれる注文方法だから為替レートを確認する時間のない人や、迷いがちな人におススメだよ!


成行注文以外は、指定したレートに届かないと約定しない点には関しては注意が必要だよ!
で、他にも注文方法はいくつかあるんだけど代表的なのだけど、他のものに関しては次の機会って
ことで今回はここまで!次回またよろしくね!