
フッまかせろ
テクニカルに分析するんだろ?そう、あの・・データ的な・・アレを使って・・ロジックを・・アレして・・

もう言ってることがテクニカルでもロジックでもないよ!
データを使ってアレすることには間違いないけどそこまで難しく考える必要ないから!
テクニカル分析に使用する取引ツールはMT4がおススメだよ!
MT4のダウンロードはこちらから(詳しいやり方は参考記事「デモ口座開設とMT4をインストールしよう!」をご確認ください)
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テクニカル分析

テクニカル分析というのは、ファンダメンタルズ分析と同じく、FX取引の分析手法の一つでチャートをもとに過去の値動きの特徴やパターンなどからテクニカル指標を用いて今後の値動きを予測するものだよ!
ファンダメンタルズ分析は色んな情報収集などをして、そこから予測するという体力も精神力も消費する分析なんだけど
テクニカル分析は取引ツールが自動的に行ってくれるから労力的な話をするとファンダメンタルズ分析よりは楽といえるかな・・「よりは」だけどね・・

いうて過去のデータだけで容易に予測できるもんなんか?
だからこそのファンダメンタルズ分析が存在してるんだろ?

言うよね~、過去の動向やパターンは未来にも同じことを繰り返すっていう観測からくる分析手法なんだけど
それ言っちゃったら元も子もないんだよねえ!!!

ごめんて

一般的にテクニカル分析にはまず、
「トレンド系」というものと「オシレータ系」というものに分類されるんだけどまずは「トレンド系」に
ついて説明していくよ!
トレンド系

トレンド系というのは、市場のトレンドを見極めることを目的としたテクニカル分析の種類のことだよ。
色々な指標が利用されているよ!
移動平均線(MA)

移動平均線というのは、過去の一定期間の終値の平均値を線でつないだ線のことだよ!
MT4ではMoving Average(MA)として定着してるよ!
使用率はかなり高いかなあ。
テクニカル指標の中では最も基本的な指標とされていて、価格の傾向や流れなどチャートのローソク足と組み合わせて売買のタイミングを計るときに使われるんだ!
MT4では同時に別期間の移動平均線を表示させることが可能だよ!


移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドといったように判断することができるよ!
移動平均線を見るときは上昇傾向や下降傾向だけじゃなくて、ローソク足との位置関係も判断材料になるからね!
移動平均線よりローソク足が上にあったら、レートが上昇していると判断できて、逆に移動平均線よりローソク足が下にあったら、それレートが下落していると判断できるんだ!
ちなみに15~25日で使われるのが短期移動平均線として、50~75日で使われるのが中期移動平均線として、100日~で使われるのが長期移動平均線といわれたりするよ!
まぁ期間なんて自分なりの感覚でいいんだけどね!
ゴールデンクロス

ゴールデンクロスというのは、短期移動平均線が、中・長期移動平均線を上に突き抜ける交点のことだよ!
上昇トレンドだと判断されて『買い』のシグナルとされているんだ!
今回は短期を20日、中期を40日、長期を75日で設定しているよ!


図を単純に見る限り上昇トレンド的な感じはするな

といっても結構頻繁に出現する交点だから、過度に信頼しすぎないことが重要だよ!
デッドクロス

デッドクロスというのは、短期移動平均線が、中・長期移動平均線を下に突き抜ける交点のことだよ!
ゴールデンクロスとは逆に、下落が予想されると判断され『売り』の目安だといわれているんだ!
今回も短期を20日、中期を40日、長期を75日で設定しているよ!


おもくそ下落してて草

クロスが出ていたとしても、予測と異なる動きをする可能性もあるから要注意だね!
エンベロープ

エンベロープ(Envelope)というのは、移動平均線を一定の比率で上下に乖離させたラインで形成されて、価格が移動平均線からどのくらい離れているかを視認しやすくするインジケーターのことだよ!
エンベロープを使用することで上下線での反発からトレンド反転の判断材料として使ったりするよ!

うん、いってることさっぱりわかりません、えふえぴーなっつたべたい

視覚的な要素をはらんでいるから図がないとよくわからないよね!
価格と移動平均線の乖離具合は多くの投資家が注目しているからとても重要なインジケータといえるよ!


・・つまりどういうことだってばよ?

図のように、上下の線にローソク足が到達すると反発して本来の移動平均線に戻ろうとする性質があるんだ。つまり上限に達すると下降に反転するから「売り」、下限に達すると上昇に反転するから「買い」のシグナルになるんだ!
今回は解りやすくするために乖離幅を狭めているけどね!取引ツールなどではこの乖離幅を自由に設定できるようになってるよ!

なるほどな、それに加えてトレンドの傾向も視覚的に見やすくなってるな

注意してほしいのは、必ずしも上下線に達したからと言って相場の転換が起こるとは限らないことだね!
勢いの強い上昇トレンドの場合は上の線にぴったりくっついて離れないし、勢いの強い下降トレンドの場合は
下の線にぴったりくっついて離れない・・ってこともあるんだ!
ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドというのは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャー氏が考案したことからそう呼ばれていて、移動平均線とそれに対する標準偏差で構成されて統計学的に価格の変動を予測する指標だよ!

IQ高そうなこと言ってんにぇ!!そもそもだね、標準偏差って何ぞやだぜ?

標準偏差は
統計学の指標の一つで、あるデータが平均値からどの程度外れているかを示す指標のことだよ!
ボリンジャーバンドは移動平均線の標準偏差を度合別に表しているんだ!
下の画像は移動平均線に加えて2σ、3σの偏差を表示しているよ!


気持ち悪っ!さっきからカラーリングセンスねえなあ・・
これで何がわかるんだ?

よく観察してみて!線が収束している部分と拡散している部分があるのはわかるかい?

たしかに間隔が狭いところがあったり、ブワッと広がってまた狭くなっているのがわかるな

これはボラティリティの大小を表していて、あっボラティリティっていうのは値動きの振れ幅のことね!
バンドの幅が大きいとボラティリティが大きくて、逆に幅が小さいとボラティリティが小さいんだ。
バンドの幅が小さい(収束している)部分をスクイーズ、バンドの幅が大きい(ボリンジャーバンドが拡散している)部分をエクスパンションというんだけど、スクイーズの後のエクスパンションはトレードのタイミングのシグナルと言われているんだ!

日本語でおK

つまりこの線が狭くなった後に広くなった時が取引タイミングってことね
一目均衡表

一目均衡表というのは、昭和初期に日本人が考案したとされる日本を代表するインジケーターだよ!
ローソク足と5本の補助線を使用し、相場の値動きをわかりやすくして。
補助線は基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパン(遅行線)の5つで構成されているんだ。

昭和初期て!もう1世紀前くらいじゃねえか、そんなのが現在のチャートで通用すんのかよ!

現在のチャートで活かされている様々な分析手法のいくつかは昔に考案されたものもあって
現代の為替相場において、まだ現役で活躍しているのが多々あるんだよ!
ローソク足だって日本発なんだからね!

じゃあいっこずつ説明していくよ!
・基準線
基準線は、過去26日間の最高値と最安値を平均化した線のことだよ!
・転換線
転換線は、過去9日間の最高値と最安値を平均化して線のことだよ!
短期トレンド分析のときの指標としても使われるよ!
・先行スパン1(MT4では先行スパンAで表示されるよ)
先行スパン1は、基準線と転換線の平均値を26日先行させた線のことだよ!
未来の値動きを予測するときに用いられるよ!
・先行スパン2(MT4では先行スパンBで表示されるよ)
先行スパン2は、過去57日間の最高値と最安値の平均値を26日先行させて表示させた線のことだよ!
これも未来の値動きを予測するときに使われるよ!
んで先行スパン1と2の間にできる部分を「雲」と呼んでいるよ!
・遅行スパン(遅行線)
遅行線は、当日の終値を26日前に遅行させて表示させた線のことだよ!

ご苦労さんだねぇお前さんも


わあ・・ゴチャゴチャして綺麗♪
ってなるかい!
複雑すぎんだろ!!!!!!!!!!!

確かにそうだけど、見るべきポイントを抑えていれば大丈夫だよ!
「買い」のシグナルとなるのは大きくわけて3パターンあるんだけど
①転換線が基準線を上に抜けた時
②遅行スパンがローソク足を上に抜けた時
③ローソク足が「雲」を上に抜けた時
だよ!覚えておこうね!

なるほどなあ、確かにわかりやすいほどのシグナルになってるな

この「買いシグナル」が三つそろったときには「三役好転」といって買いの激タイミングとなるんだ!

ほかにもトレンド系は色々と沢山あるけれど代表的なのはこんな感じかな!
じゃあ次は「オシレータ系」について説明していくね!
オシレータ系

オシレータ?なんじゃそらド〇〇もんに出てくる獅子舞のことか?

それはオシ〇仮面ね!ほとんどの人が知らないよそんなキャラ!
オシレータは日本語で「振り子」という意味だよ。
FXにおけるオシレータ系の指標は相場において「買われすぎ・売られすぎ」を判断するために使うんだ!。

それが何の役に立つんだ?

「買われすぎ・売られすぎ」っていうのは相場においてトレンドの転換点となりうるんだけどそれの判断材料として補佐的な指標として使われているんだよ!
トレンドの転換点はエントリーのチャンスだからね!ぜひ活用していこう!
MACD

MACDというのは「Moving Average Convergence Divergence」の略で通称「マックディー」と呼ばれているよ!「移動平均線収束拡散」という意味合いなんだけど・・難しいよね言ってること
トレンドの転換や発生を分析することができるインジケータとなっているよ!


チャートと分けられるんだな、んでポイントはどこだ?

まず棒グラフみたいのがMACDで赤線がシグナルなんだけど
MACDのがシグナル線を下抜けた時がデッドクロスと言われ売りのサインとなるんだ!
逆にMACDの線がシグナル線を上抜けした時はゴールデンクロスとなり買いのサインになるのさ!

確かに上抜けしてるときは上昇気味で下抜けは完全に下降トレンドだな

但し、下のMACDを過信しすぎないようにね!ちゃんと上のチャートの動き方も加味して
総合的に判断するのがMACDに使い方だからね!
RSI

RSIというのは「Relative Strength Index」の略称で、日本語で「相対力指数」という意味だよ!
変動幅を%で表示し、30%以下なら「売られすぎです」70%以上なら「買われすぎです」という分析目安となるんだ!


見る限りだと相場と比例してるけど過熱感が可視化されているのか、便利だな

RSIは、一定の幅を維持して上下動を繰り返すレンジ相場で活用されているよ!
レンジ相場でRSIが大きく振れた時がトレンド転換のチャンスってことだからね!
ただやっぱりそこまでの過信もよくないから様々なインジケータと組み合わせてみることがおススメだよ!
ストキャスティクス

すときゃとてぃす・・・!
舌噛みそうな名前してんなあ!もっと言いやすくしろ!!!!

気持ちはわかるね、言いにくいったらないよ・・
ストキャスティクスというのは「Stochastic Ocsillator」の通称で、日本語で「推計統計学」という意味だよ。
一定期間の最高値と最安値を基準として、直近の終値が相対的にどのくらいのレベルにあるかを表示する指標なんだ!
「%K」「%D」という2つの線を使用してどちらも20%以下なら「売られすぎです」とどちらも80%以上なら「買われすぎです」という分析目安になるんだ!


「%K」や「%D」とはなんなのかはあえて聞かないでおいてやるわ

まあ最初は二本の線があるってくらいの捉え方でいいと思うよ!
まとめ

・・とまあ、代表的な指標をざっくりとした感じで説明したんだけど、どうだったかな?

正直おなかいっぱいですわね、これでもほんの一部ってのがもうね・・

ま、まあ今回のは初心者が使いやすいのをわりとピックアップしたつもりだから
一気に詰め込もうとせずゆっくりとね・・!
あと、トレンド系にもオシレータ系にも属さない「フィボナッチ」というを使った分析手法があるんだけど
それはまたどこかで説明するね!
自分で色々触ってみて自分に合ったテクニカル分析を構築していくのを目標にして頑張っていこう!
それじゃ今回はここまで!